「湯」の暖簾をくぐるなり、いきなり
銭湯の玄関で着物を脱ぎだした人がいた。
そこには、こう書いてありました。
「ここではきものをぬぐ」
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「ここでは、着物を脱ぐ」ではなく、
「ここで、履物を脱ぐ」でした・・・
という古典的な笑い話。
しかしながら、「どうしろと言うんだ」
=関西風には、「どぉせぇ~ちゅうねん!」
というのが『落石注意』の道路標識。
上を見たからと言って、
めったに石が落ちてくるわけでもなく、
いざ、落ちてきたら避けられない(^^;;
お知らせしたい側からすれば、
「相手が自分の言うことにを聞いてくれない。」
「お客様が、思うように反応してくれない。」
よくあることです。
そんな時、いかに
“自発的・好意的に行動していただけるか”
むしろ
“どうしても、そうしたくなる”
“なぜか、そうせざるを得ない”
状況へ導く。
『落石注意』の代わりに
『当地名物の「岩場の松」をご覧ください。』
とでも書いてあれば、必然的に
上を見ることになります。
しかし、この場合には、
『前方注意』『わき見注意』の
別の標識が必要になりますが(^^;;
あなたなら、何と書きますか?
望む行動へ導くための表現“mind”